「よし! 明日の予定はこれで行こう!」と牛島は、簡易的に記した紙を机に置いて、23時寝る時間だ。
おやすみと言い床についた。
朝が来て、目を覚ましたが、ここからげんなりの始まりである。
初っ端から、昨日予定してた時間に起きていないのだ。
目覚ましをかけていても、気づいて起きたことなど、指で数えるぐらいでだいたい音が鳴る前に起きるか、音に気づかずに寝すごすかである。
前者ならいいのだが後者になるならと朝早くから自尊心などとため息をつくのである。
今日も当たり前のように、過ぎていたため、もう一度ため息をついてとまたそのまま上体を起こせばいいのにも関わらず横になりふけるのである。
「アルバイトだなあ、、、」
「だるいなあ、、、」
「休んだら支払えない、お金がない!」
「きついなあ、、、」
「少しはいかなければいけないんだ、そうだ!昼から行こう!」
怠けて、また、目をつむるのである。
二度寝というものは実に気持ちがいいもので、朝の忙しさなど知ったことではないというように落ち着いてしまっているのだ。
なかなか上体を起こせないのである。
初めから予定に背いているため歯止めなんてもんは効かなくなっており、破るは破るこの仕事は今じゃないのにもかかわらず、はじめ
「朝、薬を飲まないといけないのに、寝ていたため昼に飲み、散歩(朝の)を昼に行い、しなければいけない仕事は時間が無くなり次の機会にとなるのである」
書いてた紙には、煙が立っておりみすぼらしくて両の手でぐしゃぐしゃにするしかなった牛島であった。
よし! 明日は大丈夫だ!計画を立てよう!
そう息巻いて、また予定を書いたら床につく牛島であった。